前回は、神経神経ピラミッドを用いて、認知症の方や、高次機能障害の方の対応としてどのように評価・考え方について書きましたが、そこで私たちが普段何をしていけばよいか今回は書き進めていこうと思います。
仕事だと患者様や利用者様の接し方のみ直していくと考えるのではなく、普段、身近に接している、家族、職場仲間、お店の店員さんなどすべての方への関わり方、接し方を意識し、考えていく事でより良い関係が出来ていくといえます。
その中で、ほめたり、叱ったりすることをしないと言われていました。ほめたり、叱ったりするとどちらか片方が立場的に上の状態となり、対等な関係ではなくどちらかが支配している関係となり、不適切な対人関係であると考えています。
″人は皆平等″というように、対等な立場で相手の話しをまずは聴くことからトレーニングし、人を信頼すると関わり方が変わって来るのではないかと私は感じました。
また、患者様に関わっていくなかで、上記の図のように”精神、時間、知識”の3つがバランス良く保たれている事で心に余裕が生まれよりよいケア、治療が行えるそうです。私は特に一番上の精神的安定が重要ではないかと思いました。精神的安定がないと余裕も生まれませんし、伝えておかないといけない事を忘れたり、仕事中に他な事を考えてしまい医療ミスをしてしまうノではないかと思います。
今回のzoom講演で私は理学療法士ですが、看護師の方主催の勉強会に参加する事で、新たな発見をすることができとても有意義な時間だったと感じました。「看護師失格?」というかなりインパクトのある題名に興味があるので早速購入し読みました!
とても参考になりますので是非皆さんも読んで見てください!!!
参考文献
看護師失格?認知機能が低下した患者をめぐる看護師の面談録 著小林雄一